提灯納入例 NO.3

大川市内のお客様に、火袋に蓮を大きく描いた提灯を
納入いたしました。蓮の絵柄は、めずらしいではないでしょうか。
蓮は仏教と関わりの深い植物です。多くの仏様は蓮の上に鎮座されています。
行灯(脚付提灯)の火袋には家紋を入れず蓮を大きく描き、
家紋は足もとの家紋額にいれ、一緒に半月台に飾りました。
半月台と提灯房の鮮やかなグリーンが、清楚な印象を与えます。
御前のゴザと座布団は、地元・筑後産の掛川織りです。
掛川織りは、通常より長く丈夫なイ草が必要ですので、イ草本来のよさが感じとれます。